書籍案内

禁煙・分煙


タバコ病辞典
 
吸う人も吸わない人も危ない
【編】加濃正人 (鵬友会新中川病院内科医)
【監修】松崎道幸 (深川市立病院内科医長)
    渡辺文学 (たばこ問題情報センター代表)
A5判並製 592頁
定価2000円+税
⇒編者による公式サポートサイトはこちらから

ISBN 4-916043-72-3

品切れ


タバコが原因の病気(タバコ病)は死者推計9万5000人!!
 直接・受動喫煙から発生する医療費は1兆3086億円!!
私たちはそのリスクに、ようやく気が付き始めた──

【発刊によせて】より〜監修:松崎道幸

──広い分野の最新の医学知見を証拠に基づいて展開した加濃氏の博学強記はわが国のタバコ問題研究家の五指に入るでしょう。読者はまず、著者の網羅した能動喫煙および受動喫煙関連疾患の多さに驚くでしょう。しかもそれらのすべてが根拠となる論文およそ700編による裏付けを持っており、一目で理解できる図表も豊富であることにも注目してほしいと思います。「正しさ」と「わかりやすさ」が統一された良書です。
 本書を読んでタバコがほとんどすべての病気と関連することを知った禁煙無関心期の喫煙者には、禁煙への関心が芽生えるに違いありません。  しかし本書の特質は、単に豊富な情報量にだけあるのではありません。読者は、疫学の基礎知識の解説と、「タバコはアルツハイマー病を予防する」、「フィンランドでは禁煙しても病気が減らなかった」など事実をねじ曲げて流布される俗論に対する反論を通じて、禁煙の波の広がりへの意図的な妨害をはねのける創造的思考力を得ることが出来ます。
 本書はわかりやすい表現で書かれました。タバコ問題に関心があり、タバコの害のない社会作りを切望する小学校高学年以上の一般市民の方々が読まれるようぜひお薦めしたいと思います。もちろん医師、看護師、保健師、保健予防行政担当者、教育関係者などの専門的要請にもじゅうぶんこたえる内容である事は言うまでもありません。  最後に先進国がタバコ病治療に使う医療費は、発展途上国の総医療費とほぼ等しい事を指摘しておきます。私たちがタバコという流行病を征圧したなら、発展途上国のための医療資源を倍増できるのです。禁煙運動には極めてグローバルな意義があるのです。

【目次】

発刊によせて  /松崎道幸

第1部 えっ、こんな病気が「タバコ病」!?
第1章 健康被害全般と死亡
第2章 精神(こころの病気)
第3章 呼吸器のがん(のどと肺などのがん)
第4章 呼吸器以外のがん(からだ中のがん)
第6章 循環器(心臓と血管の病気)
第7章 脳、神経(あたまと神経の病気)
第8章 消化器(口や胃腸などの病気)
第9章 内分泌、代謝、血液(甲状腺の病気、糖尿病、血液の病気など)
第10章 整形外科、外科(骨や関節の病気、外科手術への影響)
第11章 泌尿生殖器(腎臓と尿路、生殖器の病気)
第12章 妊娠・出産、新生児(お母さんと赤ちゃんの病気)
第13章 小児(こどもの病気)
第14章 アレルギー、皮膚(アレルギーとお肌の病気)
第15章 感覚器(眼や耳などの病気)
第16章 その他の健康影響、受動喫煙の研究について

資料】第1部引用文献

第2部 「タバコ病」がなくなる日
第1章 私の「タバコ病」体験
        1日120本、毎日吸っていた僕/コロンビア・ライト
        自分をみつめ、社会と出会う旅 /鈴木矢知子
         「タバコが駄目なら、会社を辞めろ」!?   /本真望実
第2章 「タバコ病」根絶に向けて
         忘れられない喫煙による口腔ガンの患者さん /市来英雄
        
水俣病、クロロキン薬害、そしてたばこ病   /山口紀洋
         たばこの毒から子供たちを守る  /伊佐山芳郎
         まちがいだらけの喫煙対策  /加濃正人
         タバコと空気清浄機の真実を暴露する  /山岡雅顕
        
タバコ規制枠組み条約と警告表示について   /渡辺文学

【資料】タバコ病で逝った有名人
【資料】タバコ病とたたかうための目的別アクセスガイド

おわりに  /渡辺文学




書籍のご注文はこちらまで   ホームページに戻る